スキップしてメイン コンテンツに移動

第322回 チャーター10周年記念例会 / 10th Anniversary Hybrid Meeting No.322

 2024年5月26日、横浜オーシャンTMCのチャーター10周年を記念する例会が開催されました。

ZOOMと横浜市技能文化会館のハイブリッド例会でしたが、10周年記念例会という事もあり、初めてまたは久しぶりに現地参加するメンバーもいて、和気あいあいとした雰囲気の中、例会が始まりました。


冒頭でのY松会長によるゲスト紹介、アナウンスに引き続き、今朝のトーストマスターに初めて任命されたRさんによる教育セッションがスタートしました。



前半は日本語セッションです。

役割説明の後、今朝の言葉「癒す」がS-hさんより紹介されました。記念例会で少し高ぶった雰囲気があった会場、そして初のトーストマスターで緊張していたRさんの心を癒す、タイムリーな言葉でした。

『準備スピーチ』の1番目はO田さんで、タイトルは「36色の色鉛筆」です。
大学の研修室での経験をもとに、他人と自分を比べるのではなく、自分の個性を尊重して伸ばしていく事が大切、という強いメッセージを感じるスピーチでした。

2番目のスピーチは会長のW松さんで、タイトルは「10年の歩み」です。横浜オーシャンTMC設立から今までの歩みを一つの年表にまとめ、各メンバーの入会時期や印象深いイベント等が紹介され、まさに10周年記念例会に相応しい、これからのクラブの益々の発展を感じさせるスピーチでした。


『テーブルトピックス』ではK賀さんより、準備スピーチや記念例会に関連した下記のお題が出されました。

あなたの好きな色は?

今までの人生で印象的だった言葉は?

10年前に何をやっていたか?

今後10年で、どんな事をやりたいか?


『論評の部』では、O田さんのスピーチに対してS根さんが、W松さんのスピーチに対してK戸さんが論評を行いました。
S根さんからはO田さんのスピーチの良かった点として、複数の登場人物になりきって寸劇を見ているようなダイナミックなスピーチで聴衆を魅了したこと、間の取り方などの表現方法が素晴らしかった事が挙げられ、タイトル「36色の色鉛筆」との整合性として「色」に関するコメントや、辛い時期からどうやって状況を好転していったのかの具体的なストーリーが加わるとさらに良かった、などのアドバイスがありました。

K戸さんからはW松さんのスピーチの良かった点として、年表を使ってクラブの歩みに関しての全体像を見せてから、入会したメンバーやイベントを時系列に紹介する構成がとても分かりやすかった事が挙げられ、スライドの見せ方やZOOMでの画面上の立ち位置などに配慮するとさらに良かった旨のアドバイスがありました。


In English session, “Struggle“ was introduced as “Word of the morning” by TM B-ba. The word had expectation to struggle difficulties and overcome it. 

The prepared speaker was TM S-ta and the title was “The elderly and Chat GPT”. Due to her experience, many recent elderly people want to be able to use technology such as smartphones. She introduced Chat GPT using AI technology which is very convenient for not only young people but elderly. It was a very persuasive speech stating that the elderly could benefit from AI technology.


“Table Topics Session” started by TM J-m. The topics were related to TM S-ta’s prepared speech.

What is your first memory using Internet?

What do you think about AI technology?

How did you learn English?

How did you learn Japanese?


In “evaluation session”, TM I-oka reviewed TM S-ta’s speech. He suggested good pointes that her eye-contact and how to deliver her speech were very effective to capture audience’s minds. Also, he indicated that using tolls like smartphones would have had more vibrant impression.


『総合論評』では、O田さんから全体を通しての内容や論評者への評価、急遽文法係・えーとカウンターの役割を引き受けて頂いた他クラブゲストのS藤さんからは、印象に残った言葉や淀みに関するチェックがフィードバックされました。


そして最後に受賞者の発表です。
本日のベスト賞は、日本語テーブルトピックスはB場さん、英語テーブルトピックスはS-hさん、論評はI岡さん、そして栄えあるベスト準備スピーカーはS田さんでした。

皆さん、おめでとうございます!



メンバーの素晴らしいスピーチ、運営面でのチームワークにより、会場・オンラインが一体化した10周年記念例会が無事終了となりました。例会後の記念ランチはいつもより少しリッチに某有名店での開催となり、大いに盛り上がりました。




それでは次回もお楽しみに~!


私たち横浜オーシャントーストマスターズクラブはいつでもゲストさんを歓迎します。一緒にパブリックスピーチスキルを英語と日本語の両方で高めたいと思った貴方、ぜひお気軽に私たちのクラブに遊びに来てくださいね!

▼見学申し込み

If you are interested in improving your speaking skills, please feel free to join us. All club members look forward to seeing you!

・Guest Visit to Yokohama Ocean Toastmasters Club

コメント

このブログの人気の投稿

トーストマスターズのミーティングの進行・流れ

  ▼トーストマスターズのミーティングの進行・流れとは? 今回のブログ記事では、トーストマスターズの活動(例会・クラブミーティング)がどのように進行するのか、その内容や流れをご紹介します! トーストマスターズへ初めて参加される、という方も、トーストマスターズの楽しさや学べる内容をイメージしていただける内容です。是非ご覧ください! ーーー ▼第312回 クリスマス例会の流れ 今回はクリスマス例会! 今年は12/24の開催となり、まさにクリスマスイブ! ゲストの方も2人参加され、みんなでにぎやかにクリスマスの雰囲気を楽しみました! 私たち横浜オーシャントーストマスターズクラブでは、第2・第4日曜日の朝10時~12時に、和気あいあいとクラブミーティングをしていますので、見学はお気軽にどうぞ! ・見学申し込みフォーム https://www.yokohama-ocean.org/home/about/inquiries さて、さっそく今回の内容をご紹介していきます! <日本語セッション> 私たちのクラブでは、毎回日本語・英語のセッションを行っています。 今回は日本語のセッションからスタートでした。 ▼今朝の言葉:「笑う」 私たちクラブでは、その日使ってみるフレーズを「今朝の言葉」として紹介しています。 今回の担当はBさん。 もうすぐお正月ということもあって、たくさん笑うことで福を呼び込みましょう! というこの時期らしいフレーズでした。 ▼準備スピーチ:「ピンポンのすすめ」 トーストマスターズでは、毎回メンバーが5分~7分程度のスピーチを準備し、発表することでコミュニケーション能力を高めています。 今回はEさんがダイエットのために始めたという卓球のお話。 Eさんは中学の時から7年ほど卓球部に所属していたという卓球経験者。 地元横浜市のスポーツセンターの卓球クラブに参加し始めたそう。 中国では国技にもなっている卓球ですが、日本や韓国などのアジア地域、発祥の地であるヨーロッパで競技人口が多いそうです! 現在では明るいイメージで人々の注目も集める卓球ですが、1980年代は卓球は暗くて地味なイメージだったそう。 そこに、人気タレントのタモリさんが「笑っていいとも」という番組で「卓球ってなんか根暗だよね」と語ったことに端を発して、翌年中学校で卓球部に参加する人が激減する事態にな...

第334回 ハイブリッド通常例会 / Online Regular Meeting No.334

  2024 年 11 月 24 日、第 334 回ハイブリッド例会を開催いたしました。 本日はゲスト 1 名にご参加いただき、「感謝」「ありがとう」をキーワードにした充実した例会となりました。それでは、本日の例会をレポートいたします!   最初のビジネスセッションでは、 E 藤会長から、昨日 11 月 23 日 ( 土 ) 開催の神奈川地区新スピーチ対抗戦 復刻版についてご報告いただきました。横浜オーシャンからは K 山さんが出場し、これまでの練習の成果を遺憾なく発揮されました!   今日は参加者が少なく準備スピーチは2つでした。しかし、まったく間延びすることのない充実した例会でした。その理由は、横浜オーシャンの例会構成がユニークだからです。例会を日本語、英語のセッションに半分ずつに分けており、まるで 2 回分の例会をギュッと 1 回に収めた構成になっています。   【教育セッション】 ・日本語セッション 1 .準備スピーチ O 田さんによる全国大会教育セッションの企画についてのスピーチ。 AKB 選抜総選挙になぞらえた独創的な構成で、聴衆を魅了しました。今期の教育セッションがどのような内容になるのか、今から楽しみです!   2. テーブルトピックス(テーブルトピックマスター: S 野さん) 季節感のある「勤労感謝の日」「師走」をテーマにしたお題に、指名されたスピーカーから個性的なスピーチが飛び出しました。   Q1: あなたの部下や同僚に対してどんなことに感謝していますか? 管理職として奮闘されている I 岡さんからは、飲みにケーションだけではなく出張先で必ずお土産を購入して配って回ることにしている、というアイデアを教えてもらいました。お土産 1 つでも話のネタになるので、コミュニケーションがとりやすくなるそうです。素敵な方法ですね!   Q2: あなたの妻または両親に対して一番感謝することは何? 自称陰キャのS木さんは、陽キャな奥様が笑いで盛り上げてくれることに感謝しているそうです。素敵ですね。身近で支えてくれる存在に言葉に出して感謝することが大事、ということはいつも心にとめておきたい考え方です。   ...

第335回 オンライン通常例会 / Online Regular Meeting No.335

  第 335 回 オンライン通常例会 / Online Regular Meeting No.335     Today's meeting began with TM T.C.'s opening remarks, delivered with a beaming smile, setting a bright and positive tone for the session.   Introductory Ceremony for TM Y.K   Welcome back to our former member, TM Y.K ! This special occasion is being hosted by our veteran Toastmaster, TM K.H., who has organized a warm and meaningful introductory ceremony to celebrate TM Y.K 's return to the club. TM Y.K’s motto "No pain, no gain"—powerful words indeed!     Role Introduction   During the role introduction segment, the Timer, Vote Counter, Grammarian & Ah-Counter, and Recorder each explained their responsibilities thoroughly and accurately, ensuring a strong foundation for the meeting. Their professionalism greatly contributed to the success of the session.     Prepared Speech   Today, four passionate and creative speakers delivered outstandin...