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第349回通常例会 2025年7月27日(ZOOM)

349回通常例会 2025727ZOOM

English below 

7月27日(日)ハイブリッド例会が行われました。

今回の例会は、会長 T.さんの満面の笑顔からスタート。会場もオンラインも、最初から明るく前向きな空気に包まれました。






今後のイベント紹介

まずは会長より、地区で予定されているイベントのご案内。興味をそそられる内容ばかりで、参加の選択肢が広がりました。

開会宣言

K.さんの温かなご挨拶で、今日の例会が正式に開会。心地よい緊張感と期待が高まります。

日本語セッション

役割紹介

タイマー、投票係、文法係&つなぎ言葉係、書記の各担当が、役割をわかりやすく共有。例会を安心して進行できる“土台”を整えてくれました。

準備スピーチ

スピーチ #1

M.さん「75歳 母ミキコの成長記録 in シカゴ」
お母さまがアメリカで体験した心温まるエピソード。初めて入ったお店での緊張、レジでのちょっとした行き違い、そして若者からそっと手渡されたチョコレート。小さな親切が不安をやさしく溶かしていく——聞き手の胸にも静かに余韻が残るスピーチでした。

スピーチ #2

S.さん「自称、熱海観光案内所」
熱海での暮らしから見えてきた魅力を、3つの視点で紹介。

  1. 街の非日常感:商店街の活気、坂道の先に突然ひらける海。歩くたびに“発見”がある地形。

  2. スナック文化:花街の歴史を背景に、人生経験豊かなマスターやママとの会話が心を潤す。

  3. アートと文化:別荘地の歴史が育んだアートシーン。MOA美術館で作品にじっくり向き合える贅沢な時間。
    最後は「熱海で“心が動く旅”を体験してほしい」と温かく締めくくられました。


テーブルトピックス(A.G.さん)

  • 「気づけば生活に入り込み、変えられなくなったこと」
     K.さん:中性脂肪や運動不足など、いつの間にか積み重なる習慣を振り返り、「気づいた時に少しずつ変える大切さ」を共有。

  • 「世間の空気や多数派に流されて後悔したこと」
     M.さん:レビューに影響されて訪れたお店での体験から、「最終的には自分の経験が一番大切」と結論づけました。

  • 「当たり前とされることへの違和感」
     M.K.さん:歩きスマホについて、ユーモアを交えて問題意識と向き合う姿勢を紹介。


論評セッション

  • M.さんへの論評(M.K.さん)
     「温かく思いやりのある語り口」「感情の起伏を丁寧に描くストーリーテリング」「明確なメッセージ」を高評価。心がほぐれる素晴らしいスピーチだと総括。

  • S.さんへの論評(T.さん)
     「聴衆への問いかけ」「3点に絞った構成」「日本語表現の美しさ」を称賛。さらに良くする提案として「問いかけの頻度」「笑顔や身振りの活用」を提案しました。


英語セッション

準備スピーチ

スピーチ #1

K.さん「ニッポニア・ニッポン」
題材は日本のトキ(ニッポニア・ニッポン)と佐渡島。

  • 歴史と絶滅の背景:乱獲や環境変化など複合要因で野生絶滅に。

  • 保護の取り組み:日中の連携により中国からトキを借り受け、共同保護を進展。

  • いまの佐渡のトキ:保護個体の野生復帰も進み、観察には「トキの森公園」がおすすめ。
    スピーチ中の「互いを知ることから共生は始まる」という表現が印象的でした。

スピーチ #2

Y.さん「48歳で“リセット”を押した日」
国際物流の仕事を22年続けたのち、思い切ってキャリアチェンジ。最初の数ヶ月は知識も自信も足りず苦しい時期だったものの、「挑戦したかった自分」を思い出して踏みとどまった経験を共有。
そこから得た学びは——成長は止まらない。知識だけでなく、折れない心や人との向き合い方も“経験”。「仕事・暮らし・考え方、いつからでも変えられる。第2幕はきっともっと良くなる」という力強いメッセージで締めくくりました。


テーブルトピックス(T.さん)

複数のスピーカーが即興スピーチに挑戦。ゲストの W.Y.さん が語った「贈り物」にまつわるエピソードが、会場を温かな空気で包みました。


論評セッション

  • C.さん → K.さん
     佐渡とトキの知的で整理された内容を評価。さらに魅せるための声・体の使い方など、表現面の提案も。

  • K.S.さん → Y.さん
     率直で力のある語りを称賛。感情の伝え方を磨くアドバイスで、メッセージの深みを一段と引き出しました。


見学のご案内

スピーチ力・コミュニケーション力を磨いてみませんか?
メンバー一同、皆さまのご参加をお待ちしています。 →無料見学のお申込みはこちら

ゲスト訪問(英語ページ):https://www.yokohama-ocean.org/en/guestvisit

ーーーーーEnglish ver.ーーーーーー

July 27th  Hybrid Meeting Report

We kicked off with a big smile from President T.-san, setting a bright, positive tone both on-site and online.

Upcoming Events

The president shared several district event announcements—plenty to get excited about and add to your calendar.

Call to Order

With a warm greeting, H.K.-san officially opened today’s meeting. We could feel the pleasant mix of focus and anticipation.

Role Introductions

Timer, Vote Counter, Grammarian & Ah-Counter, and Secretary each introduced their roles clearly, giving us a solid foundation for smooth proceedings.


<Japanese Session>

Prepared Speeches

Speech #1

M.-san — “My 75-Year-Old Mother Mikiko’s Growth Log in Chicago”
A heartwarming episode from her mother’s experience in the U.S.: the nerves of entering a store, a small hiccup at the register, and a young person quietly handing over a chocolate. That small act of kindness melted away the anxiety—leaving a gentle, lasting impression on all of us.

Speech #2

S.-san — “Self-Styled Atami Tourist Information Center”
Three lenses on the charm of Atami:

  1. Extraordinary city feel — lively arcades and the sea suddenly opening up beyond the slopes; there’s discovery in every step.

  2. Snack bar culture — rooted in a hanamachi past, conversations with seasoned masters and mamas nourish the heart.

  3. Art & culture — a villa-town heritage that fostered an art scene; MOA Museum offers the luxury of unhurried viewing.
    She closed with an invitation: come to Atami and experience a “trip that moves your heart.”


Table Topics (by A.G.-san)

  • “Habits that slipped into your life and became hard to change”
    K.-san reflected on creeping health habits like high triglycerides and lack of exercise, stressing the power of small, conscious shifts.

  • “Times you followed the crowd and regretted it”
    M.-san shared a review-driven dining misadventure and concluded: your own experience matters most.

  • “What feels ‘normal’ to others but odd to you”
    M.K.-san spoke humorously about “walking while on the phone,” turning irritation into a playful personal challenge to walk faster and pass them.


Evaluation Session

  • For M.-san (by M.K.-san)
    Praised for a warm, compassionate tone, vivid storytelling of emotional highs and lows, and a clear, touching message.

  • For S.-san (by T.-san)
    Commended for audience connection, tight three-point structure, and beautiful Japanese phrasing; suggested more questions to the audience plus extra smiles and gestures.


<English Session>

Prepared Speeches

Speech #1

K.-san — “Nipponia nippon

A clear, informative talk on the Japanese crested ibis (Nipponia nippon) and Sado Island:

  • History & extinction — multiple factors including overhunting and environmental change.

  • Conservation — Japan–China collaboration that jump-started joint protection efforts.

  • Today on Sado — successful releases; “Toki no Mori Park” is a recommended place to see them.
    The line “Coexistence starts from knowing each other” landed beautifully.

Speech #2

Y.-san — “At 48 I Hit ‘Reset’”
After 22 years in international logistics, he made a bold career pivot. The early months were rough—knowledge gaps and shaky confidence—but he held on, remembering this was the challenge he had wanted.
His takeaway: growth never stops. Experience isn’t only knowledge—it’s resilience and how we work with people. His closing message encouraged anyone considering change: it’s never too late, and your second act can be even better.


Table Topics (by T.-san)

Several speakers delivered thoughtful impromptu speeches. Guest W.Y.-san shared a moving story about a gift that warmed the room.


Evaluation Session

  • C.-san → K.-san
    Recognized for a well-structured, educational talk on Sado and the ibis, plus suggestions on vocal and physical delivery to elevate impact.

  • K.S.-san → Y.-san
    Applauded for honest, powerful storytelling; offered tips to amplify emotional delivery and deepen the message.


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