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第351回Zoom例会 2025年8月24日(日)

 2025824(351Zoom例会


English below


8月も終盤に差しかかり、残暑とは思えぬ暑さが続く中、本日の例会がスタートしました。

通常であれば4週目はハイブリッド開催ですが、この日は午後からCOTが予定されていたため、オンラインのみでの開催となりました。

今日の言葉

本日の「今日の言葉」は 「絆(きずな)」
選定したのはLさんです。
最近メンバーに加わったMさんがフィリピンから来日し、急遽ランチ会を行った際に「人と人とのつながりの大切さを再認識した」とのコメントが紹介されました。
私自身もTMに参加するようになり、異なる背景を持つ仲間と出会えたことに感謝しています。


日本語セッション

日本語スピーチ

  • スピーカー:Tさん

  • タイトル:「英語の友」

  • 目的: 「スピーチを補助するためのスライド作成・使用の戦略を紹介または見直すこと」

語学学校勤務の経験から、英語学習に役立つ無料ツールを3つ紹介してくださいました。特に Youglish は耳と目の両方で学べるため大変有用だと感じ、参加者の多くが興味を持ちました。

テーブルトピックス(司会:Sさん)

本日は日本語スピーチが1件のみだったため、テーブルトピックスは通常より長めに実施されました。

  1. 「普段使っている有用なツールの紹介」
    → Mさんが Notion を紹介。便利だとのコメントが多く寄せられました。

  2. 「日本のどこに行ってみたいですか?」
    → 海外ゲストが「七夕まつり」など、日本の祭り巡りについて話されました。

  3. 「日本に関して興味があることは?」
    → インドからのゲストが「アニメ、祭り、食べ物」と答え、日本語を学んで字幕なしでアニメを観たいと語りました。雪を初めて見た感動も共有。

  4. 「自身の語学学習方法について」
    → インドからのゲストが「5か国語を話せる」と紹介し、「とにかく使うこと、遠慮せず話すことが大切」と語りました。

論評

  • 論評者:Wさん

    • 良かった点を3つ明確に挙げ、改善点として「スピーチの目的から少し外れていた点」を指摘。

    • わかりやすい日本語での解説が、参加者にとって大きな助けとなりました。


英語セッション(日本語翻訳版)

スピーチ1

  • スピーカー:Eさん

  • タイトル:「試験勉強」

薬剤師として働きながら中医学の資格取得を目指すEさんは、70種類以上の薬草や主要成分の構造式を覚えるために自作した資料を紹介。試験会場の緊張感まで伝わる生き生きとしたスピーチで、最後に「勉強は大変だが脳のトレーニングになる」と結びました。

スピーチ2

  • スピーカー:Iさん

  • プロジェクト:ディスカッション形式の即興スピーキング強化

「なぜ働くのか?」「家はなぜ必要か?」「QOLとは何か?」といったテーマについて、20分間のスピーチと討議を展開。参加者3名が意見をシェアし、多様な価値観に触れる機会となりました。

論評

  • Eさんへの論評(Lさん)

    • 試験勉強中の困難や挫折感をどう克服したかも聞きたかったとのコメント。

  • Iさんへの論評(Kさん)

    • 質問から外れた回答に対する論評の仕方など、改善の工夫を提案。ベテランらしい鋭い視点が印象的でした。


総合論評

  • 文法係:Sさん

    • 「横浜オーシャンTMCの絆の強さにいつも驚かされる」とのコメント。

    • 急な役割変更があってもメンバーの協力で対応できる点が強調されました。


表彰

  • 日本語TT賞: Aさん(語学学習法)

  • スピーチ賞: Eさん(中医学試験について)

  • 論評賞: Kさん(ディスカッションプロジェクト論評)

今回も学びと交流にあふれる、充実した2時間となりました。
それぞれのスピーチやディスカッションを通じて、多彩な視点や考え方に触れることができ、とても刺激的な例会でした。

→無料見学のお申込みはこちら

 

ーーーーーEnglish ver.ーーーーーー


August 24, 2025 (Sun) – 351st Zoom Meeting


Although it was already late August, the heat felt far from fading when our meeting began. Normally, the 4th-week meetings are held in hybrid format, but since the Club Officer Training (COT) was scheduled for the afternoon, today’s meeting was held online only.


Word of the Day

The Word of the Day was “Kizuna (Bond)”, chosen by L-san.
This choice was inspired by a recent lunch gathering for M-san, a new member who has just arrived from the Philippines. Through this gathering, L-san was reminded of the importance of human connections. Many members also shared their gratitude for the opportunity to build connections through Toastmasters.


Japanese Session

Prepared Speech

  • Speaker: T-san

  • Title: “Friend of English”

  • Objective: To introduce or review strategies for creating and using slides with basic presentation software in order to enhance a speech.

Drawing on his experience at a language school, T-san introduced three free tools for English learning. Among them, Youglish stood out as especially useful because it allows learners to absorb knowledge both visually and aurally. Many participants expressed interest in trying it out.

Table Topics (led by S-san)

Since there was only one Japanese prepared speech today, the Table Topics session was extended with four questions.

  1. “Introduce a useful tool you usually use.”
    → Guest M-san introduced Notion, which many members praised as very convenient.

  2. “Where in Japan would you like to visit?”
    → One overseas guest shared a love for Japanese festivals, especially Tanabata, and described traveling to various festivals.

  3. “What interests you about Japan?”
    → A guest from India answered “anime, festivals, and food,” adding that he is studying Japanese so he can watch anime without subtitles. He also shared his first experience of snow in Japan, which left a strong impression.

  4. “How do you study languages?”
    → Another guest from India, who speaks five languages, emphasized the importance of simply using the language and speaking without hesitation.

Speech Evaluation

  • Evaluator: W-san

    • Highlighted three strengths of T-san’s speech.

    • Suggested improvement: the speech slightly deviated from its stated purpose.

    • His clear explanations in Japanese made it easier for everyone to follow.


English Session

Speech 1

  • Speaker: E-san

  • Title: “Studying for Exams”

E-san, a pharmacist, is studying to obtain certification in traditional Chinese medicine. She presented the summary materials she created to memorize over 70 types of herbs and the structural formulas of their main compounds. The vivid delivery conveyed even the tense atmosphere of an exam room. She concluded that, although balancing work and study is difficult, exam preparation is excellent training for the brain.

Speech 2

  • Speaker: I-san

  • Project: Advanced project involving a speech followed by discussion to develop impromptu speaking skills.

Topics such as “Why do you work?”, “Why is a home necessary?”, and “What is quality of life (QOL)?” were discussed over 20 minutes. Three participants shared their opinions, leading to a very insightful exchange of perspectives.

Evaluations

  • Evaluation of E-san’s speech (by L-san): He expressed interest in hearing more about the challenges E-san faced while preparing for the exam and how she overcame feelings of discouragement.

  • Evaluation of I-san’s speech (by K-san): While praising the ambitious project, he suggested ways to handle answers that deviated from the discussion questions. His sharp and experienced perspective left a strong impression.


General Evaluation

  • Grammarian’s Report (by S-san):
    “I am always impressed by the strength of the bonds within Yokohama Ocean TMC.”
    Even when sudden role changes occur, members work together to handle them smoothly. This was highlighted as a unique strength of our club.


Awards

  • Japanese Table Topics Award: A-san (on language learning methods)

  • Best Speech Award: E-san (on the Chinese medicine exam)

  • Best Evaluation Award: K-san (for his evaluation of the discussion project)

Once again, this meeting was a meaningful and stimulating two hours.
Through speeches and discussions, we were able to encounter a wide range of perspectives and ideas, making it a truly enriching session.


→Guest Visit Request Form

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